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    HIRO

    • Author:HIRO
    • 某電機メーカーで、情報システムの営業職を経て、現在はマーケティングに従事。顧客の経営改善に寄与するためにビジネススクールに通い、中小企業診断士を取得。息抜きのサーフィン、サッカー、ランニングが最近楽しい。

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2006/05/02(Tue)

【書評】錦繍

僕の小学校はコの字型をした校舎が4階づづあった。僕が卒業を前にした最後の6年生の時のちょうど今頃、春の日の夕方。きれいな西日がトイレに差し込んで、お決まりどおりの青いトイレの壁はオレンジに染まっていた。

僕はそのオレンジに染まったトイレの中から校庭を見下ろしてうれしいよな寂しいような気分に浸った。校舎のもっとも高いフロアから校庭を見下ろす事がようやくできるようになった。なんだかちょっと大人になったような気がしていた。

そんな折一足先に中学校に上がった近所の友達がいてその人から見せてもらった中学校の国語の教科書。何だか難しくて、何を書いているか分からなかったけど、何となく特徴的だなぁと思ったのを覚えている。ただだらだら(と言っては失礼だけど)書いてあった小学生の僕が読んでいた教科書とは違っているように感じた。


そんな感じがする本だ。書簡体という今日日珍しい書体だ。手紙をやり取りし、その手紙が表す内容が物語っている。お互いへの配慮や日本人もっていた美しさ。言葉のきれいさ。宮本輝の実験性や一方でこだわりが感じられる気がする。

プチナショナリズムがブームな今読むと、はっとさせられるかも。だけど、僕は小学校のあのトイレの色が思い出された懐かしい気持ちだけがふつふつとわいてくる。感傷的になるけどあったかい想い出。



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