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    HIRO

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    • 某電機メーカーで、情報システムの営業職を経て、現在はマーケティングに従事。顧客の経営改善に寄与するためにビジネススクールに通い、中小企業診断士を取得。息抜きのサーフィン、サッカー、ランニングが最近楽しい。

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2005/05/02(Mon)

古くて新しい!?

古くて新しい命題の一つに【企業は誰のもので、どう行動するべきか】、がある。企業の社会的責任については、”啓発された自己利益”や”権力-責任均衡の法則"などがある一方で、フリードマンのような経済資本主義や株主全権などが対極を成す。この手の議論には(時代時代の傾向や偏りはあるだろうが)終わりはないのかもしれない。

そして、もう一つ新しくて新しい??命題の一つで【放送とインターネットの融合】があるとする!(そもそもここで議論はあるかもしれないが)最近では、堀江社長が言った事であり、世紀の大失敗だったAOLも然りだが、今日、ちょっと考えさせられた。この”2つの命題”に関して。

ノーベル平和賞を受賞したケニア副環境相、ワンガリ・マータイさんが”MOTTAINAI!”を提唱しているとテレビで毎日新聞の記事を報道していた。英語では、”もったいない”に相当する言葉がないそうだ。ショッキングだったのは、なぜ日本から発信できなかったのだろうか。例えば、tsunamiやスポーツの世界でも世界共通の日本語はあって、京都議定書を締結した国なのに、いささか・・・、いやとても残念だ。余談だが、最近環境問題一色だ。テレビに出てきた坂本龍一さんがLOHASを語るテレビCMが出たり。僕の通っているフィットネスジムにも環境問題を喚起するポスターがあった。写真とって来れば良かったなぁ。さぁ、果たしてBLTC”OMOチーム"の提言どおりにLOHASは日本でブレイクするのか!?というカンジ。本題に戻り、記事の中で記載されていたが、資本主義では再生産につながらないものは生産されないという事らしい。これ自体を突き詰めていくと、企業のコーポレートシチズンとしての配慮ある行動などありうるのか?と冒頭1つ目の命題について思わず考えてしまった。

さて、テレビの報道では、マータイさんの宣言を聞いた倉本聰さんがその宣言の内容に感銘して雑誌財界に寄稿したそうだ。その記事を読んだ毎日新聞の記者がまた感銘を受けて、新聞に掲載、その記事をTBSがニュース番組で取り上げる。そして、僕がここでブログにする。めぐりめぐっていて冒頭2つ目の命題。放送とインターネットの融合がお金になるかはわからないが(ROIがあるかは・・・)少なくとも、今日倉本聰さん記事のことを知ることが出来て僕はとてもHAPPYだ!

なんかとっても、とーっても高いところが社会を見た気分になる一日だった。



毎日新聞倉本聰さんの記事
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MOTTAINAI:
天使の言葉「もったいない」--作家・倉本聰さん、雑誌にコラム

ノーベル平和賞を受賞したケニア共和国の副環境相ワンガリ・マータイ女史が、ニューヨークの国連本部での演説で、日本語の「勿体ない」という言葉をとりあげ、この「MOTTAINAI!」を全世界の環境問題のキャンペーンの言葉として定着させようと提言し、さァみなさん、言ってみて下さい! MOTTAINAI! MOTTAINAI!とリードすると、会場全体に、MOTTAINAI! MOTTAINAI!の合唱が拡(ひろ)がった。

 このシーンを見て僕は感動し、それ以上に様々な想(おも)いを抱いた。

 もったいないを英語では、訳す言葉がないのだそうである。

 マータイさんの感ずる所では、敢(あ)えていうなら英語のREDUCE(減らす、縮める、切り詰める)、RECYCLE(再生利用する)、REPAIR(修理する、回復する)等を包含した言葉が、日本語で我々がよく使うもったいないという言葉に当たるのだろうという事なのだが、この言葉が今や世界の環境問題を解消する為の最も単的な言葉なのだと指摘されて、常々漠然と思っていたこととはいえ、強烈な衝撃を受けてしまった。

 たとえば、経団連を率いる奥田会長のトヨタ。ハイブリッドその他環境問題を考えているというが、地方のゴミ捨て場に野積みされている廃棄トヨタ車のあの鉄やガラスや様々な部品。MOTTAINAI!と僕はいつも思う。粗大ゴミに出されるソニーや三洋電機や東芝の電化製品を、MOTTAINAI!と僕は思う。そんなことはないと言う経済人がいるなら、一度各地の粗大ゴミ集積所を見てみ給(たま)え!僕はゴミ処理の作業を体験し、今も時々そういう収集所へ出入りし、これはゴミの集積場ではない、これは立派なデパートだと思い、うちの塾生に、そこから拾ってこいとすすめている。塾生たちはどんどん拾って来、為に貧しい筈(はず)の僕らの暮らしはどんどん豊かになってしまった。

 「もったいない」は日本にあっては、既に殆(ほとん)ど死語になっているという。筑紫哲也氏の説によればそれは20年位前のことだということで、現に街中でインタビューしてみると、もったいないという言葉を知らない若者が、既に相当数生じていることに僕は甚だショックを受けた。

 終戦直後にこういう風に言われた。

 これから始まる資本主義経済の時代にあっては、再生産不能の商品は作ってはならない。物はこわれなければ新しい需要は生じないのであり、そういう商品はこの世にあってはいけないのだと。一度用いたら二度とヒゲの生えないヒゲ剃りクリームなどというものは絶対あってはならないのだ、と。

 僕らは経済という名前の悪魔に、MOTTAINAI!という天使の言葉を、いつの間にか売り払っていたように感じる。(「財界」4月19日号)

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コメント ▼


    
  • コメント有難うございました。「もったいない」は、全く倹約精神そのものなので、私の感じからすれば、英語で「セーヴィング」、ドイツ語で「エァシュパーニス」となりそうです。

    「放送とインターネット」なのですが、私などはネットと新聞があれば放送は殆んど必要なく、元々こちらではTVの価値やスポットの影響が小さい。よって民間放送局は、倒産が相継ぎ今後とも民営化さえ厳しいと見ています。イタリアのブレスコーニ王国も経営としては厳しいでしょう。放送の価値は、経済価値でなくて政治価値と考えます。

  • 日本近況での共通理解が出来てないかもしれませんが「放送とインターネット」では”ちょっとした”ハプニングがあったんです。

    livedoorというネット新興企業が視聴率NO.1テレビを中心とするメディア企業を買収しようとしたのです。

    海外の動向はとても参考になります。こちらにいると肌感覚が調べにくいもので。

    今後ともよろしくお願いします。

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