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    HIRO

    • Author:HIRO
    • 某電機メーカーで、情報システムの営業職を経て、現在はマーケティングに従事。顧客の経営改善に寄与するためにビジネススクールに通い、中小企業診断士を取得。息抜きのサーフィン、サッカー、ランニングが最近楽しい。

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2009/03/29(Sun)

容疑者 室井慎次





室井慎次の純愛。
これはこれで僕は結構好きだ。

久しぶりに見直したけどやっぱりいいね。

室井の長セリフ。



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まだ、緑が残っていた。

毎朝、今日は長袖を着ようか、どうしようか迷う季節だった。

彼女は購買部でバイトをしていた。

毎日、陸上グランドで昼ごはんを食べていたんだ。

私もそこで食べていた。

『半袖で寒くないですか?』

と声を掛けられた。

『こんなに涼しくなるとは思いませんでした』

と答えた。

それから毎日、喫茶店で会った。

私は教科書を開き、彼女は文庫本を読んだ。

次の年、彼女が入院した。検査だけの筈が…半年もベッドに居た。

ベッドの横で私は勉強し、彼女は本を読んだ…

3年生になった春、彼女のお父さんが会いたいと言ってきた。

娘の病気は治らないのだと言われた。

冬まで持たないでしょうと…

目の前が真っ暗になってねえ。

彼女無しでは生きている意味が無いと思った。

お父さんに言った。

『大学を辞めて彼女の看病をします』

それでも良かった。

大切なものを失ってまで大学で勉強するつもりは無かった。

何日かして…彼女が姿を消した。気持ちを伝えた後だった。

必死に探した。

遺体と対面したのは一ヵ月後だった…

彼女は冬の海にひとりで…

ポケットに文庫本を入れて…

冷たい海に…寒かっただろうに」



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