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    HIRO

    • Author:HIRO
    • 某電機メーカーで、情報システムの営業職を経て、現在はマーケティングに従事。顧客の経営改善に寄与するためにビジネススクールに通い、中小企業診断士を取得。息抜きのサーフィン、サッカー、ランニングが最近楽しい。

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2010/05/03(Mon)

ハーバード白熱教室



過去に何度か書いてきたがこれがホント面白い。
今回は徴兵制の是非という内容と、人間の生殖活動における市場の役割、
という2つの内容だ。

徴兵制の是非

印象的だったのは、徴兵制と志願制という比較をしたときに
志願制というのは給与制であるという指摘である。
南北戦争時代には徴兵制と市場の役割を用いたハイブリッド型があるという
例示の元に一番優れているシステムは何か、そして、そもそも優れているという
観点はどういう価値か、という事を論じている。

徴兵制が自己の生命に関する自己所有権を犯しているという点で
反対する生徒が多かった。あくまでも徴兵ではなく、給与などの条件を上げることにより
志願することが多くなることを望む制度にするべきだという論調だ。
しかし、反論として、志願制は結果的に金銭的に不遇な人か、
よほど思想的に偏向的な人だけが行く事になるという点で
金持ち優遇でしかない、という意見が出てくる。

自己所有権、つまりは人生は自分のものであり、自分が自分の意思を選択できるという
論調の前提が十分機能していないことを示唆している。


人間の生殖活動における市場の役割

この回で印象的だったのは、ベビーM訴訟という例だった。
代理母、精子バンクというシステムの是非をどう考えるか。
その市場の役割は?

ベビーM訴訟とは、ある母親が代理母としての契約を締結した。
その母親は既に2児の親であり、旦那は清掃会社社員。
そういう環境下で報酬と引き換えに契約を締結したわけだが
出産後その生まれた子に母性が生まれ、子供の引渡しを拒否したという事件だ。
そして訴訟になる。

これは正当化されるのか?それとも契約不履行なのだろうか?
ビジネスマンからすると、まさに”契約不履行”だろ?何を言っているんだ。
という事になりかねない。
しかし、それに以下の点を突きつける反対論意見が出る。

 ・子供が生まれる前に母親がその子にどのような母性を感じるかは不明であり、
  情報の完全性において瑕疵がある
 ・非人間的である

2児の親でありながら、その子を産んでどういう気持ちになるかわからないとは
何たることだ、と言ってはいけない。それが母性というものだ、ということだ。
また、そもそも結果的に,事前の契約により生まれてきた子を売り渡すことになるのだが
それは非人間的であるということになる。

この考え方はそもそも代理母というシステム自体を否定するものになる。
ただね、考えてみると、実際の行為はないものの売春との違いとは何か
ということにもつながるんだ。

この裁判は結果、契約を結んだ夫婦の父の父権と、その子供を産んだ
母親の母権を認める形になりその論点は上記の2点であった。

僕らのビジネスマンの一般の感覚だけで判断すると
是非もないが、哲学や倫理という点を持ち出すとこういうことになる。
視野を広げ考えることも難しさを痛感する。











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